せきがしている女性

花粉症の症状は鼻水や鼻づまりのほかに、目のかゆみを訴える人は大変多いです。鼻水や鼻づまり、目のかゆみやくしゃみが多く出るので、これらを総称して花粉症の4大症状とも表現します。花粉症と目のかゆみとどう関係があるのか疑問に感じることもありますが、そもそもかゆみというのは、体内に入った花粉という異物が免疫と反応し、抗体をつくることで症状が起きています。免疫が過剰に反応してしまい、肥満細胞から遊離されたヒスタミンやロイコトリエンといった化学伝達物質が放出されることでアレルギーの症状は起きており、目の粘膜に花粉などの異物が貼りつき、反応をするので、目の血管に炎症が起きた時は充血が、神経に影響が出た時は目のかゆみが起こります。

このような目の症状が出た場合は抗ヒスタミン薬を使用して改善していくとよいでしょう。抗ヒスタミン作用のあるパタノール点眼液を使用することで、ヒスタミンの放出などを阻害するので効果があがります。

パタノール点眼液は、花粉症の症状の改善に良く使用される目薬で、主成分はオロパタジン塩酸塩となります。オロパタジン塩酸塩は内服薬でも存在しており、アレロックという名で販売されており、効果もザイザルよりも高くなっている薬です。目薬においてもアレルギー症状を抑えるのに優れており、花粉による季節性アレルギー性結膜炎のほかダニやほこり、ペットの毛やカビ類がアレルゲンとなる、通年性アレルギー性結膜炎にも効果を示します。近年では住宅が高気密となり、ダニが1年中生息するようになっているので、パタノール点眼液を使用することで、早期に目のかゆみを改善することができるのです。

パタノール点眼液は1日4回、朝と昼、夕方と就寝前に点眼するようになります。1日4回ですので、昼間などコンタクトレンズをしている場合は、一度コンタクトレンズを外すようにします。コンタクトレンズの上から点眼できない理由は、パタノール点眼液の中に防腐剤が含まれており、角膜を傷つけるきっかけとなるため外すのです。点眼をして再びつけるようであれば10分はおくようにしましょう。薬の成分がしっかりと目の浸透するまでに10分はかかります。特にソフトコンタクトレンズを使用している場合は、防腐剤の成分がぴったりと貼りついてしまうことがあるので注意してください。
パタノール点眼液の有効成分はオロパタジン塩酸塩で、副作用が少ない第二世代抗ヒスタミン薬の一つです。そのため予防薬としても使用することができ、花粉が飛ぶ2週間前から点眼をすることで、実際に花粉が飛散した時に目のかゆみや充血を抑えることができるのです。ワンシーズンで使う目薬の本数はかなりな数になりますし、ダニが影響している通年性であれば症状を見ながら日常的に使用しなくてはなりません。

もし費用が気になるようであればジェネリック医薬品を利用しても良いでしょう。パタノール点眼液のジェネリック医薬品にはIF2点眼液があり、抗ヒスタミン作用のあるジェネリック医薬品のためIF2点眼液もオロパタジン塩酸塩が主成分ですし、主成分であるオロパタジン塩酸塩が含まれている量も同じになっています。もちろん効き目や1日に4回さすなど使用方法も同じです。IF2点眼液にも防腐剤が含まれているので、コンタクトレンズを外す必要があり、点眼をした後は10分以上おいてからでないと再び装着することはできません。

パタノール点眼液もIF2点眼液も抗ヒスタミン作用によって、かゆみや充血を改善していくことができる薬です。刺激は少ないため何度もさしてしまいがちですが、1回につき1滴か2滴でよいので、多くさしすぎてしまわないように注意しましょう。

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