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花粉症に効果的なパタノールは副作用で目がかゆくなる可能性も

パタノール点眼液は、花粉症の治療薬として使用されており、効き目のある目薬からいろいろな人に指示されている薬です。有効成分はオロパタジン塩酸塩であり、このオロパタジン塩酸塩は選択的ヒスタミンH1受容体拮抗薬で、ヒスタミンとヒスタミン受容体が結合するのを防ぐことができます。さらに、肥満細胞からヒスタミンなどが遊離されるのを阻害するので、抗アレルギー作用も発揮し、より早期に改善へと導くことができるのです。

そもそもアレルギー性結膜炎は、花粉が原因である季節性と、ダニやほこりが原因の通年性とにわかれています。重症になると春季カタルやソフトコンタクトレンズを使用している人に多い、巨大乳頭結膜炎があります。症状としては目のかゆみと充血、異物感や目やにが出る、涙がとまらない、まぶたの裏にぶつぶつのようなものができるといったことがあげられます。特に日本人に多いのが季節性アレルギー性結膜炎ともいう花粉症であり、代表的なアレルゲンにはスギやヒノキ、カモガヤやブタクサがあります。これらすべてに反応してしまう場合は、1年中目のかゆみなどに悩まなくてはなりません。

パタノール点眼液は季節性や通年性のアレルギー性結膜炎に効果がある薬で、ヒスタミンが目の知覚神経や毛細血管を刺激しないよう事前に食い止める作用をします。ですが効果がある分副作用も存在しており、目のかゆみや目の刺激感などが起こる場合もあります。もしこのような目のかゆみなどが起きている場合は、有効成分であるオロパタジン塩酸塩と自身の体が合っていない可能性もあるので、医師に相談をすると良いでしょう。

そして同じように目のかゆみと目やにが出る症状にものもらいがあります。ものもらいは麦粒腫というもので、まぶたの表面に存在している黄色ブドウ球菌などの細菌が、まぶたにある分泌腺や毛穴に入り込み、化膿してしまう状態をさしています。通常は何となくゴロゴロとする、目がかゆいといったことが起こるのですが、次第に痛みを伴って、腫れた部分から膿が出てしまうこともあります。だいたいの場合は膿が出ると症状は改善されていきます。

そして花粉症でなく他の細菌やウイルスに感染した場合も目のかゆみが生じることが多いです。この場合は目やにも出ることがあり、目やにによって目が開けられないといったことも起こることがあります。このように目のかゆみが起こる原因は、花粉症だけが原因とは限らず、しかも花粉症の治療薬であるパタノール点眼液の副作用である可能性もあるのです。目の症状は大変難しく、自己判断ができません。ですので、どのようなことが原因でかゆみや目やになどの症状が出ているのかを医師に相談する必要があるのです。

パタノール点眼薬は副作用が少ないことでも有名ですが、目のかゆみを訴えた例も数例あるのは事実です。花粉症の症状が改善されていないと思ったら実は、有効成分によって起きていたということもあるので、少しでもおかしい場合は使用を中止するようにします。