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花粉症に効果的なパタノール点眼液はしみないから子供にも使いやすい

花粉が乗っているお椀とスプーン

花粉症は目のかゆみがひどく、目を取り出したいほどかゆくなってしまうことがあります。就寝中など無意識のうちにひっかいてしまい、さらに炎症をひどくさせてしまうことも多いので、できるだけ早くにかゆみを取り除かなくてはなりません。かゆみをとりのぞくには、抗ヒスタミン薬を使用することが大切であり、症状に合わせて目薬の種類を変えることも必要となります。抗ヒスタミン薬には様々なものがあるのですが、第二世代と言われているものが副作用が少なく、しかも予防薬としても使用されるので第一世代のものよりも使われることが多いです。

花粉症の治療としてよくもちいられるパタノール点眼液は、ヒスタミンH1受容体拮抗剤であり、ヒスタミンの産生と放出を防ぐことができる薬です。このパタノール点眼液には抗ヒスタミン作用と抗アレルギー作用の2つがあり、この2つの作用によってアレルギーの症状を損失へと導いているのです。有効成分はオロパタジン塩酸塩であり、無色透明の目薬なのですが、その成分は大変マイルドでありしみない目薬となっています。しみないため子供にも使いやすい薬で、副作用もほぼないことから眼科においても処方薬として利用されることが多いです。

ですが、副作用が少ないとはいえ、頭痛や眼痛、目の刺激感、角膜炎や充血が起こることがあり、副作用が弱い第二世代抗ヒスタミン薬であっても、妊娠中や授乳中の女性の場合は注意が必要な薬でもあります。また、低出生体重児、新生児そして乳児に対する安全性は確立していません。一般的に新生児というのは出生後4週未満の子供をさし、乳児というのは生後4週以上1歳未満の子供をさしています。安全性が確立されていないのは、このぐらいの小さな子供に対しての使用経験がないことからきており、小さい子供の場合は、母体の免疫によって守られているためかゆみが生じにくいことがあるからです。ですので、十分なエビデンスがないため安全性の確立はなく、むやみにささないほうが良いのです。

パタノール点眼液はさした時に刺激があまりないため誰でもさせるような気がしますが、実はさせない場合もあります。小さい子供は汚い手で目を触ったりこすったりすることが多く、目ヤニが出てしまう場合もありますし、何かに感染して目に症状が現れることも多いです。大人と違って子供の場合は原因を特定するのに時間がかかり、どういった部分が辛いのかなどをしっかりと話せないこともあるため、目を傷つけないためにも自己判断で目薬をささないようにすることが大切です。抗ヒスタミン薬は感染症にかかった時の治療薬としてよりも、花粉やダニなどのアレルゲンが影響して起こる目の症状に効果があり、抗生物質などは含まれていません。適切に使用しないといくら目薬をさしても効果は現れないことが多いので、症状を軽減するためにも眼科を受診して症状にあった目薬を処方してもらうようにしましょう。